新卒3年目までに辞める人が多い会社の特徴を考える

2019年9月6日

こんにちは。

いきなりぶっちゃけますが、私は現在29歳の新卒3年目です。

以前の記事にも書いた通り、私は医者を目指した結果3浪し、数学の研究をしていました。

という事でこの謎の社会人歴と年齢になっております。

私の場合

  • 3浪
  • 数学出身
  • 元110kgの巨漢

で個人が特定されてしまうと思います。

という話はさておき、今、猛烈に会社を辞めたいです。

新卒3年目が第一関門と言いますが、まさにそれです。

私なりに「なんでこんなに辞めたいんだ?」と考えてみました。

新卒3年以内離職率が増加している会社の人事の方は必見かもしれません。

他にも今後新卒で会社に入る方や、今1~2年目で今後どうするか迷っている方にも伝わればいいなと思います。

私が考える理由は大きく2つで、それは「承認欲求を満たせていない」と「程よく、仕事をしている感が与えられていない」だと考えます。

ちなみに私の会社では、3年以内離職率が増えています。

私が入ったときはほぼ0でしたが、聞いた話だと今年は10%近く増えているのではないでしょうか。

少なからず、的を得ているかとは思います。

承認欲求を満たせていない

人間、誰しも心のどこかで「人に認められたい」という気持ちがあります。

私の場合、数学を研究してきてあまり人に認められることはなかったので感じませんでしたが、会社に入ってからは認められたいと思う気持ちが出てきました。

理由は単純、それなりに給料やポジションが欲しいからです。

認められるという事は、少なからず給与、ひいては昇進に関係します。

今後何十年も働いていくと考えている会社で、新卒3年目くらいまでに褒められることがないと、今後褒められることなんてまずないと思います。

私の会社の文化的に、人を直接褒めるという事があまり行われません。

お酒の場などではちょこっとあったり、その場にいない優秀な人を絶賛することはあります。

そういう話ではなく、会社で

「これは凄いな!素晴らしい結果だよ!」

と、直接、感情をあらわにして褒められることがありません。

会社には色々な人がいるので、会社で褒められると色々な人に聞かれるので恥ずかしいところもあります。

が、逆に言えばそれだけ多くの人に「彼は優秀なんだ」「凄いんだ」と思われることは、仕事をしていくうえでかなり自信につながります。

特に、新卒3年目以内だと「自分がしている事は、会社の役に立っているのだろうか」「このまま続けて大丈夫だろうか」と不安になることが多いです。

それに対して「君がやっている事は正しい」「そのまま続けてくれればよい」という後押しの承認は、かなり勇気づけられます。

敢えて多くの人がいるところでなくても、個人面談などでもいいと思います。

普段言えなくても、上司は

「君がやっている事は素晴らしいよ」

と、一言かけるだけでも新人のモチベーションは雲泥の差だと思います。

「そういう努力もいいけど、こういう方面もやってみたらどうだい?」

の様なアドバイスでもいいと思います。

いずれにせよ、新卒社員がやっている事をきちんと把握し、それを伸ばす/修正するという文化がない企業は、所謂やりがいや成長を感じられず、辞めていくのだと思います。

程よく、仕事をしている感が与えられていない

新卒3年目くらいまでは地獄のミサワ現象が起きます。

どういう事かというと

「あーつれーわー、俺今月残業10時間もしてしまったわー。つれーわー。」

というマウンティングの取り合いの事です。

仲間内で聞いているとイラっとするのですが、これが起きている場合、企業は安心していいと思います。

というのも、新卒3年目以内だと、やばい部署という例外を除き、正直残業をするほどの仕事は与えられていません。

効率よくやらないと終わらない雑務であることが多いです。

ただ、入って少しして残業が許されるようになると、必ず残業をしだす新卒3年以内が出てきだします。

私の周りでは割と「帰ってもすることないし」「お金もらえるし」という理由が多かったです。

3年以内なのにこういう理由は如何なものかとは思いますが、彼らは少し残業をすることで仕事をしている!という幸福感に麻痺していきます。

これが結構大事かな、と思います、特に10~20時間の残業というあたりですね。

これが30を超えてくると「辛い、なんでこんなバカみたい働かなくてはいけないんだ」「無理、疲れた」となってしまいます。

中には「あーつれーわー、俺今月残業45時間もしてしまったわー。つれーわー」と言っているキ●ガイもいますが、彼はもう脳が汚染されています。

または、45時間残業をつけていても、実際に真面目に働いている時間は10時間程度の場合かな、と思います。

私の会社の場合、実験などもあるので、実験の間はスマホいじったり、他の人と話をしているだけなので、働いている感じはしないですしね。

だけどお金がもらえるし、仲間にマウンティングを取れる、というところが大きいのでしょう。

同期の間でも、この辺は職種や部署によって滅茶苦茶差がでます。

私の場合、早く帰りたいという事と、言うほど作業が無いので残業は0です(それどころか業務時間内にやることないときもあります)

この麻痺勢たちは、自分が成長しているかどうかはともかく、残業インフルエンサーに触れて自分も残業をしている事で幸せになれます。

新卒のうちから残業をするな、とよく聞きますが、ほどよい残業は間違いなくさせた方が良いです。

仕事をしている感が出るので、間違いなく彼らは「やってるわー」「求められてるわー」と思うようになり、辞めにくく(気づいたら辞められなく)なっています。

お酒みたいですね。

結局、上司と人事の力量によるところが大きい

とまぁ理由2つについて説明しましたが、元も子もない事を言えば「人事がどこに人を割り振るか、割り振った先の上司が新人の心の変化を考えているか」も重要だと思います。

人事は採用するまでが仕事ではなく、どこに行けば彼らは成長し、会社に必要な人材になってくれるかを考えるまでが仕事です。

割り振られた側の人(課長職レベル)も、「どうすれば彼/彼女が活躍できるだろうか」と真剣に考えるべきです。

どちらかが間違えた場合に、離職の可能性が高まるのではないかと思います。

私の場合、どちらも完全に間違えられた上に新人の頃からまともに教育されていないので、辞めたい気持ちがほぼMAXです。

なのに力量を把握していないのに、そこそこ力量が求められる仕事が突然降って来たりします。

仲の良かった1個上の先輩も、同じような状況であったので去年辞めてしまいました。

その辞めてしまった背景を、本当に人事や課長職は把握して、重く受け止めているのでしょうか?

会社の損になるだけでなく、個人の人生も変えてしまいます。

このような会社が減ることを切に願いますね。

入社する前にこの辺りがどうなっているか、を知ることは難しいですが、ある程度探りを入れた方が良い事は間違いないと思います。