お金が貯まりにくい人が読んだら少しは為になるかもしれない記事

日常で感じたこと

転職してから少しずつ貯金や金融資産が増えてきたのですが、お金が貯まりやすい人とそうでない人の特徴を自分なりに考えてみた。

自分の実体験も含めての話です、もしかしたら「何故 お金 貯まらない」などで検索している人には少しはためになるかもしれない(保証はしません)。

お金が貯まらない原因について言及しているだけで、資産やお金が増えたり、お金が貯まりやすくなるのとはまた別だと前置きしておく。

色々書くが、結論としては自分が持っている・持つであろう金銭に対する考え方の違いだと思う。

あと女性には当てはまらないかもしれない。

Contents

筆者について

前職(新卒)

  • 年収450万
  • 入社二年目までボロ社員寮(通称監獄)で月8000円(光熱費込み)
  • その後は家賃7万(家賃補助2万くらい)
  • 2年くらいは持株会加入、月5000円

現在

  • 年収前職の倍以上
  • 家賃12万(補助なし)
  • 毎日食費は2000円前後
  • 持株会は毎月2万
  • NISA, IDECOフルコミ

これだけ見ると、前職の二年目までの方がお金が貯まりそうだが、実際は後者の方がお金は貯まっている。

番外:お金が貯まりやすい人

そもそもお金が貯まりやすい人の特徴としては

  • 物欲がない
  • 飲み会が少ない
  • 人づきあいが少ない
  • 倹約家

などがあると思う。

これだけ見ると「うわぁ…」という感じがしなくもないが、やっぱりお金が貯まりやすい人には何かしらそれっぽい特徴があると思う。

飲み会・人づきあいは本当にお金がかかるので、これが多い人は倹約するか物欲がない、収入がやたら多いとかでない限りは難しいと思う。

飲み会は一回5000~10000くらいするので、月に2~3回でも3000近く消えてしまう。

人づきあいも、何かあると出費(特に結婚式)がちょいちょい出るので貯まりにくい。

新卒の時は友人の結婚式が多すぎて、1年分のボーナスはほぼご祝儀+2次会等で消えていった。

そりゃ貯まるわけないなと思う。

結婚式を含めた飲み会は、酒に酔って使っていることを失念することもあり、ボディブローのように財布にダメージを与える。

ちなみに現在の職場に、貯金が趣味の後輩がいる。

彼は

  • 食に全く興味がない(毎日カップラーメン、安くて美味いとのこと)
  • 趣味に8000円使うだけで1日後悔する
  • 服は3日同じものを着る(彼曰く、臭くないから大丈夫)

という超特殊体質だ。

お金が貯まっていくのを見ているのが好きらしいので、やはりそれ相応の性質というか特徴がある。

お金が貯まりやすい人は、お金が貯まるのが好きな人なのかなと思う。

お金を貯めるには物への考え方を変える

さて私も前職では常に通帳は5桁、良くて6桁(ボーナス後の2~3か月)を保っていたが、今考えても貯まらなかった理由はわからない。

理由がわからないのにお金が消えるのが一番よくないと思うし、改善しようにもどうしようもない。

唯一思い当たるのが同期と良く飲みに行っていたことだと思うが、それにしても家賃8000円で貯まらないのは異常だと思う。

その頃は手取り20ないくらいであった。

正直新卒の飲み会なんて、かかっても1回7~8000円くらいだと思うので、毎週行ったとしても大したことはない。

何故だ…貯金もしていないし…、本当に思い当たらない…、ただ飲み会は思っていたより多かったかもしれない。
(週3~4とかが何回もあった記憶がある)

使ってしまったものは仕方ないので忘れるとして、現在給料が増えてお金の使い方が変わったので、そこから得た学びを残す。

ソシャゲの課金

恥ずかしながら、今も昔もソシャゲへの課金をしている。

そもそもソシャゲの課金をしている人はお金が貯まりにくいと思うが、これを1つの趣味・嗜好だとしてある程度の出費は許容するとしよう。

ソシャゲへの課金をするときはどう課金しているだろうか。

私はここにも差があると考えていて、お金が貯まりにくい人は500円や1000円単位で課金することが多い。

私が今でもやっているロマサガRSの課金システムを例にとると、ガチャを回すのに必要なジュエルの販売価格は

  • 100個…120円(=1.2円/個)
  • 310個…370円(≒1.19円/個)
  • 620個…730円(≒1.17円/個)
  • 1270個…1480円(≒1.16円/個)
  • 3000個…2940円(≒0.98円/個)
  • 5000個…4900円(≒0.98円/個)
  • 11300個…10000円(≒0.88円/個)

となっている。

3000円の課金から明らかに1個当たりの値段が安くなるが、10000円だとそこからさらに下がる。

10000円課金したときに比べて2940円支払った場合の1個当たりの価格は1.1倍になっている。
(2940円でレートで10000円課金すると10000円一括払いの方が1.1倍多くもらえる)

計算してみて4900円と2940円のときの1個当たりの価格が同じだったのには少し驚いたが、長期的にみると10000をドンと払った方がいい。

私も経験があるが、特にお金がないときは

「今月これくらいしかない…、ソシャゲに1万も課金したら厳しいなぁ、しかもソシャゲ…」

と思ってしまうが、ソシャゲを長期的に続けるという前提であれば、絶対にレートの良いものを選ぶべきだと思う。

単純なことだが、こういうところでの出し惜しみが以外と効いてくる。

特に年末のお祭りシーズンは、どうしても課金欲に駆られる…。

ソシャゲの課金を例にしたが、長期的に見た際、自分の手持ち資金とやりくり可能かどうかと相談することも重要だが、明らかに割安なものは迷わず選ぶことである。

最近、長い目で見ると割安になるけど迷ったものとして脱毛があるが、こういったものは効果が読めないので1回やってそれから数回setにする、という方が効果的なのかなと思う。

5回の方が絶対安い!と思って割安の5回料金を払っても、例えば痛くて全然いけないとか3回で十分効果があったということもあり得るので、判断が難しい場合はとりあえず1回というのもありだと思う。

そもそも使える金額を減らす

新卒のとき、1つの上の先輩と話したときに「貯金は全然してないよ、持株会にお金いれているからそれでいいかなって」と言われたことがある。

持株会は会社によって違うが、毎月自社株を買うシステムで、給与から定額引かれる制度だ。

そして大体の会社は補助が付く、例えば私の前職の例だと5000円給与から引かれていたが、10%(500円)分補助が付き、毎月5500円分の株を買って積み立てるようになっていた。

よっぽどヤバい会社でない限り持株会は入った方がいいと思う、という持論はさておき、このように「そもそも使える額に限度を設ける」ような仕組みを早めに構築することは重要だと思う。

私の場合は持株会もそうだが、IDECOもNISAも積み立てているので、仮に通帳が5桁になっても心配はない(そんなことはないと思うが。

IDECOやNISAは、毎月一定額をネットバンクに送金するように設定してしまって、そこから積立を行っている。

今は毎月5万くらい送っているので、IDECOやNISA、その他の投信を買ったあまりはネットバンク側に貯まるという仕組みだ。

ネットバンクの開設やそれらの設定は結構面倒くさいが、面倒くさいなりの価値はあるし、一度やってしまうと勝手に貯金するシステムが構築されるので貯金をしたい人にはぜひおすすめしたい。

ここだけは貯金をする方法になってしまったが、貯金をする方法=貯金ができないことからの脱却なので、良しとする。

お金を使うときの、金額に対する満足度を最大限にする

個人的にはここが一番大事で、要は「安物買いの銭失いを避ける」ということだ。

例えば欲しいコートがあったとして、これが7万だったとする。

その状態でコートが必要になったとき、7万のものを買う余裕がなくて3万(これでも十分高いが)を買ったとする。

もしかしたらその3万のコートを殊の外気に入るかもしれないが、街でほしかったコートを着ている人を見かけたとき

「あー、やっぱりあのコートの方がよかったなぁ」

と思うだろう、少なくとも私はそういう経験がある。

やっぱり一番欲しかったコートと比較すると満足度は及ばないし、また別のものが欲しくなることがある。

じゃあ次にその7万のものを買えたとしても最初の3万のコートの使用頻度は減っていくし最初の3万は戻ってこない。

3万のコートで寒さはしのげたかもしれないが…。

どうしても3万のコートを買う以外に選択肢がない場合を除き、最初に7万のものを買う方が財布にも気持ちにも良い。

そしてなぜかわからないが、この満足度と比例して他の物への物欲が減る気がする。

他のものへの物欲という副作用も含めて、ほしいものを頑張て買う方がよいと考える。

前職のお金がないときはやはりそういう買い物(特に服とか)が多くて、今当時買ったものを見返すとどれも微妙で着ないものが割と多い。

逆に最近ほしいと思って買ったものは、たぶん今後10年先も着たいと思えるものを買っている(値段もそこそこするし、大事に着ようという思いも強くなる)。

服とかちょっと高いものだけではなく、例えば1000~2000円のものでも効果があると考えている。

最近だと腹筋ローラー(ベアリング有のもの)とか山崎実業の生活雑貨がそれにあたる。

非常に満足度が高く、ちょっと高かったのもありずっと大事に使おうかなと思えた。

この満足度を最大にするにはただ金額が高いものを買えばいいというわけではなく、Amazonのレビューなど色々調査し、本当に自分が欲しているものかどうかをしっかりと検討する必要がある。

値段が他に比べて高いものの方が、このプロセスを重要視して行う傾向があると思うので、それを勝ち抜いて買われたものはやはり満足度もひとしおである。

やはり直観も大事だと思う、前にも紹介したがONのスニーカーは完全にそれだった。

まとめ

簡単にまとめると

  • 少し先の事も考えた上で換金率のいいものを選ぶ
  • そもそも使える額を減らす(減らすために無理やり貯金する)
  • 金額に対しての満足度が高いものを検討し、選ぶ

ということをやってみてはどうだろうか。

特に3つ目を推したい、意外と「ほしい!」と思っているものを深く調べると意外と値段に対する価値がなかったり、調べていて満足して買わないということもあり得る。

折を見て服などの整理をしているが、やっぱり何も考えずに買ったり、とりあえずで買ったものはゴミ箱に行くことが多い。

物に囲まれているとさらに物欲が高まる気がするので、少数精鋭で戦っていけるように精査していきたい。

 

 

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