「メーカーでプログラマーになってはいけない」

こんばんは。

本日は会社で部署のイベントがあり、幹事グループの一員の私は飲み会の準備に追われていました。

部署対抗のスポーツ大会だったのですが、終わったあとに先週一緒に飲みに行った開発部署の先輩の人と隣の席になりました。

先週の飲み会ではあまり話せなかったため、今日は色々と話しました。

本日、仕事で装置を触っているときに別の装置をいじって居たのを目にしたので、その関連で話をしました。

私は新人の頃からほとんど教育を受けていないので、OJTなども特になく、個人で勉強して日報を書くとそれにたまに答えてくれるような環境でした。

それもあり「次は何の装置担当するの?新製品とかはやらないの?」と聞かれたので「今やっている仕事の次の事は何も言われない、新製品に関しても何も言われないです」と答えました。

そうしたところ「君はだいぶ保護されているね」と仰っていました。

「開発はアレほしい、コレほしい言っているけどそこまで話が行っていないということはかなり慎重に仕事を選んで君に回しているね」との事でした。

確かに今やっている仕事は会社の負債を減らすために必要なソフトなので、そういう意味ではいい仕事を選んでやらせて頂けていると感じます。

今年から上司が変わり、今までプログラミングを多くやっていた方が管理職のような立ち位置になったため、個人的には結構不安が多いです。

その話の流れの中話していた方が「この会社(メーカー)ではプログラマーになってはいけない、埋もれてしまうからね。だから良くも悪くもSEみたいに仕事も割り振れて提案もできるようなプログラマーにならなくてはいけない」と言っていました。

プログラマーとSEは違う?

一般の方からすると同じようにパソコンをカタカタしてソフトやらシステムを作っているイメージがあるかと思いますが、結構違うと思っています。

確かに仕事は同じなのですが「仕事に対する姿勢、取り組み方」が個人的には異なっているというイメージで言葉を使い分けて使用します。

 

プログラマーって結構「言われた事を忠実に作る」という方が多いです。

良くも悪くも職人なので渡された仕様通りのものを如何に美しいコードで書くか、正確に作るかという事に重きをおく方が多いイメージです(もちろん全く違うものを作ってくる人もいる)。

一方SEというのは、仕様として出されたものを出した人と入念な相談をして、同意の得られた仕様のものを作る。

そういったソフトウェアの最初から最後までに付きそうところまでを行うイメージです。

もちろんプログラマーも自分が作ったものへの責任をもつ必要があるため、ソフトウェアライフサイクルの一端を担うわけですが、その度合がSEの方が強いと思っています

結論:バランスが大事

開発の方が言っていた「SEのの様であれ」というのはSEもプログラマーで有ることには変わりないのですが、プログラマーのように技術偏重では行けないという事を私に伝えたかったのだと思います。

かと言って要求をうまく引き出すだけでは本末転倒になってしまう。

私のいる部署は「設計」と呼ばれるくらいなので、基本的には開発の方からの要求待ちです、それがないと動けないことの方が多いです。

そういう事もあり、設計は仕事ができても埋もれていく人が多いです。

その事態を避けるためには、埋もれないプログラマーになる事を目標にしてみようかと思います。

今の会社には埋もれるプログラマーが多いという理由もありますが、そういう人材の方がマーケット的価値はどう考えても高いですしね。

主張力と実力は高いレベルで1:1で持ちたいですね。

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