「転職と副業のかけ算」は転職活動を考えている方は必ず読んだ方がいい一冊

こんばんは。

最近、転職活動をしていましてなかなか本が読めていませんでした。

新卒3年目 転職活動日記0 ~何故始めたのか~
こんにちは。 昨日しれっと「転職活動を初めて、1週間でいきなり面接があっていきなり落ちてきた」という記事を書きました。 転職活動を始めようと思ったきっかけ等を書いていなかったので、転職活動中の方との情報共有、就活生に向けての参考になればと書...

一か月半くらい前にタイトルにあるアルファツイッタラーのmotoさん著の転職と副業のかけ算を購入いたしました。

ちょうど転職しようかどうか迷っているときに購入し、先ほど読み終わりました。

結論から言うと、転職しようかどうか迷っている人は絶対に読んだ方がいいです。

読むのと読まないのでは、おそらく年収が100万以上変わってくる可能性があります、いや変わります。

「何故お前は転職活動前に読まなかったのだ?読んでから転職活動しても遅くないぞ?むしろ読んだことをきっかけに転職活動を開始しろ」

と過去の私のところに戻ってビンタしてやりたいです。

ドラえもーん!!

全部を紹介すると本の内容をばらしてしまうので、内容を私の現状に照らし合わせてピックアップして書きます。

Contents

企業に依存しないサラリーマン

ちょっと前の話ですが、トヨタの社長が「終身雇用は難しい」と言って話題になりました。

そういう時代になってきています。

私の企業もそうですが、今後古い体質の企業はどんどん淘汰されていきます。

淘汰されなかったとしても、時代にそぐわないという事で若い人からどんどん辞めていくと思われます。

私の会社でも、入社した当時はほぼ0だった3年以内離職率が10%まで上がりました。

会社が時代についていけてない事を如実に表す数値だと思います。

会社がいつ無くなってもおかしくない、という事を念頭に置いて

「この会社がなくなった時に、自分はどういうポジションで働けるのか」

という事を意識する必要があるだろうなと常々感じていました。

成果につながる働き方

私のいる企業では、この章の内容を実行することは難しいです。

大企業や大手、歴史のある会社は年功序列制が異常に強いです。

その結果、加点が少ないが失敗したときには少し減点が発生してしまうため、課長職以上がリスクを取ることや若い人に目を向けるという事が極端に減ります。

年功序列なので、基本的に大きなプロジェクトも課長職以上がリーダー、あとは年齢順に仕事が割り振られる感じです。

もっと酷いのは、大きいプロジェクトであればあるほど、課長職以上は上に立つくせに

「あとはやっておいてね」

と完全に投げているところです。

結局どういうプロジェクトをやったか、成功したか失敗したかにしか気にしていないため、その下についた人たちが苦労しているという話を良く聞きます。

私個人の話で言えば「なんでも挑戦する」という姿勢は誰よりも強かったのではないかと思います。

挑戦した結果、報告書を書いて出しても「次のプロジェクトの時には検討してもいいかもね笑」で終わりましたが。

市場価値に軸を置く

これはいわゆるやり甲斐とか働き甲斐にかかわってくる話ですね。

私の場合、ある程度仕事を任せられるようになって、お客様に出す製品に関する仕事を始めたときに

「あれ、こんな作業を後20年もやるのか…?」

と感じてしまいました。

プログラマという職業は、基本的に技術力で給料をもらうべきであるし、技術力の追求/研鑽は死ぬまで続けないといけないと考えています。

それとは真逆で「こういう手順でこのように追加/修正して」という作業が待っていました。

もちろんこういった保守作業は重要ですが、新しい事に挑戦する機会がそれで失われ、技術力の向上は全く見込めませんでした。

文中には3つのキャリアが挙げられています。

  1. 出世
  2. 職種のスペシャリスト
  3. 業界のスペシャリスト

1に関しては、年功序列ですし、院卒なので高確率で上がっていきます。

ただし現時点ではあまり魅力を感じていませんし、今の会社だと給料が安すぎて見合っていない…。

2に関しては先述の通り、中々見込めません。

自己研鑽を続けて技術をつける事が出来ても、職務に活かせるような環境ではありません。

そこはお前頑張れよ!と言われるかもしれませんが、そこまでして良くしようと思えない環境です…。

3に関しては、業界がニッチなので可能性は0ではないです。

しかし、業界自体がこれから伸びていくのかかなり不透明です。

会社の雰囲気を見ている感じだと、10年くらいで頭打ちになるような気がしています。

本を読んで自分の立場を鑑みたときに、やはり選択としては間違っていないのかなぁと思いました。

次に行くべき転職先

これは最近転職活動を始めて考えていたことです。

あまり転職を前提に転職を考えていなかったのですが

「ここに行った場合、次はここに行きたいな」

というキャリア形成がパッと頭に思い浮かんでから考えるようになりました。

例えば、私の場合ですとプログラマ、エンジニアとして生きていくという選択肢をしたら1つのゴールとしてMicrosoftに行きたいなと考えています。

エンジニアとしてはやはり一度経験しておきたいですし、そこから見える世界がどういうものなのか非常に興味があります。

少し先のゴールを考えて、逆算的に次の転職先を考えるというのは有効な手段だと思いました。

この方法の方がモチベが上がる場合もあります、Microsoft行けたら幸せですし。

転職活動のHow

私が転職活動について2%くらい考えたときに登録したのは「duda」でした。

で、放置していたのですがある時に友人から

「ITやらエンジニアならビズリーチが良いよ」

と聞いて、そこからビズリーチを利用してハンターと話しながらやっています。

結果的に、これはそんなに間違っていなかったと安心できました。

色々な職に興味はありましたが、転職理由の基本は

「エンジニアとして技術力を高められる環境に行きたい」

というところにあるので、エンジニアとして生きる道は基本的に変えないつもりでした。

転職サイトはどこがいい?と思う方はまずここから読んでもいいのではないでしょうか。

ちなみに文中にも出ていた「Geekly」は私もお世話になっております。

軸ずらし

Geeklyさんの名前を出したので、ついでにこちらの話も。

実は、この軸ずらしの話はGeeklyのエージェントさんとお話したときに教えて頂きました。

(汚い手書きの図ですみません)

転職で年収を上げようと思うと、基本的には「同職種、同業界」(〇のところ)が良いとのことです。

私は「同業界はできれば嫌だ(前述の通り未来が…)」と伝えたところ上の図を教えてくださいました。

基本的には軸をずらして考えるとキャリアアップになり、収入もUPが見込めるらしいです(図の△)。

私が流通業界の営業をやりたい!と言った場合に、求人を紹介することはできますが、収入アップについてはあきらめる必要があるとも言えます(キケン!のところです)。

この考えを持って転職するかどうかで、自分の市場価値が高められるかどうかがかなり変わってくるなと思いました。

自分の姿を想像する

これは目からうろこの内容だったのですが、面接のときに

「御社で活躍されていた方はどういう背景の方か、また活躍して辞めていった方はどこへ行ったのですか?」

と聞くべきであるとのことです。

確かに、と思いました。

灯台下暗しじゃないですが、人を募集するという事は人が抜けている可能性がたかいです。

抜けた、というのにも種類はありますが、ポジティブにとらえるのであればキャリアアップと考えるのが自然であり、そういう方がどこへ行ったかという情報は他では絶対に得られないです。

こういう視点で物事を考えている人間は、私なら

「あぁ、辞めてしまうのかな」

ではなく

「次への事も考えて、精一杯やってくれそうだな」

と思うかなと思いました。

数年で転職されてしまっては、企業としては痛手なのですが、その間に最大限パフォーマンスを発揮してもらえる方が会社にとっては得です。

どうしても辞めて欲しくなかったら、辞めたくならないように会社が仕向けるしかありません。

メタ的な部分もありますが、鋭い質問なのかなと思いました。

その他

他にも書きたいことがたくさんあるのですが、とりあえずこの辺にしておきます。

時間をかけた割に金にならない記事の可能性がありますが、それでもいいです(この本を読めばこの発言の意味がわかります)。

この記事を読んでまず行おうと思ったことは

  • コンテンツ作り
  • 情報感度を高める
  • 困っている人を見つける

あたりでしょうか。

私の文章力の低さで「この本、本当に面白いのか…?」と思われたなら、本当に申し訳ないです。

早い方なら30分~1時間くらいで読了だと思うので、ぜひ手に取って読んで欲しいです。

自分への喝の意味も込めて時間をかけて記事を書きました。

転職活動頑張りたいと思います。

 

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