不平等を見過ごせない人は鬱になりやすいらしい。つまりこれから鬱の人は増えていく

日常で感じたこと

こんにちは。

平穏な休日を過ごしており、何となくヤフーニュースを見ていたらこのような記事が目に入りました。

「不平等を見過ごせない人」はうつになりやすい?

個人的には中々興味深い記事だな、と感じました。

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不平等は昔ながらの大手ではよくある

というのも私の会社では「不平等」が当たり前のようにあり、それを見ていて私は「絶対におかしい」と感じることが最近多々あるからです。

一番よく聞く話だと「年功序列」、歴史ある会社だとどうしてもこの文化は根強いです。

あと、これは年功序列とは別で「上に行った人に気に入られている人が上に行く」という文化です。

どちらも根本には不平等が存在していると思います。

最近、これから就職する人たちはこのような文化が非常に嫌いだと感じます

なので、この記事が本当だとすれば今後鬱になっていく人はどんどん増えていくのではないかと思います。

少なくとも私は虫唾が走るほど嫌いです。

しかし、そういった環境に身を置いているというのが現状です。

会社でよく聞く仕事のできない人が何故か課長であったり、酷い話だと10時に出社する本部長がいるという話も聞きました。

理由は割と簡単で「今その役職に就ける人で残っている人の前後の世代に人が少なかった」らしいです。

そんな理由で本部長にまであがって、10時に会社に来る人がいるような会社であれば誰でも不平等を感じますよね?

その少し下に優秀な人がいてもその本部長より上に立つことはないのです。

実際に会社にいないとわからないことの方が多い

良くOB訪問やらインターンで会社に行くという話を聞きますが、そこで知りえることというのは会社のごく一部、もっと言えば良い側面しか見ることができないような気がします。

うちの会社で言えば、基本は本社勤務ですが、本社では会社説明会をしません。

大手町にある事務所に呼び出されて、すごく良い印象を持たされます。

私の場合はとっくの前に本社に行っていたので、「こんな事務所必要か?」と思ったのはここだけの話です。

実際の負の部分は会社に入って2年~3年目くらいに見えてくるような気がしてきます。

良く「3年以内離職率」という数値を目途に就職活動をする人がいますが、個人的にはあまりあてにならないような気がします。

というのも前述の通り「2~3年したら見えてくる」ことが多いため、長く勤める企業を探しているのであれば5年以内離職率でないとその会社の全容がわかりにくいと思います。

もちろん、3年以内離職率は超絶どブラック企業を避けるための指標としては最高だと思います。

ただ「この企業で長く働きたい」「企業に人生をささげる」という私のような古風な考え方を持って就活をするのであればあまり参考にならないです。

実際に私は前述のような不平等を目の当たりにして、最近は若干鬱気味です。

鬱とはかけ離れており、一生そういったことに悩むことはないだろうなーと思っていただけに衝撃的ですね。

年功序列、年齢や勤続年数で測ることの時代遅れ感

このような不平等で鬱を感じる人が多くなった背景に何があるのかといった問題は難しいところですね。

個人的に感じるのはやはりインターネットで、以前よりもはるかに多くの情報、特に社会や経済のことが手軽に知ることができるというのは大きいと思います。

実際、私も以前書いたように投資信託などの投資の話というのは一昔前で言えば人々から敬遠されていましたが、今ではより多くの情報や、ロボットアドバイザーの登場などによってより身近なものになっています。

企業の情報というのも大量に得ることができ「ここはホワイト」「ここはブラック」「ここはキャリア形成にはだめだ」等の情報まで簡単に得ることができます。

自分が働きだしてからも「周りではこういう企業が多い」「こういうことをやっていかないとこれから先は生きていけない」など、毒にも薬にもなる情報を目にする機会は増えます。

私の場合は、今の会社には不満しかないのですが、インターンに行った際にお世話になった方がいたので今の会社を選択しました。

古風も古風な考え方なのですが「この人にお世話になった分はお返しせねば」と、自分の人生をささげるつもりで入社しました。

元々色々なことをやりたがるほうではなく、一つの会社に人生をささげるつもりでいたので、業界では割と安定している会社であった、というのも決定打の1つです。

そんな私ですら年功序列、不平等という社風には嫌気がさしています。

私が感じる不平等、はおそらく会社では平等として掲げている点がさらにたちが悪いです。

簡単に言うと技術力を持って製品開発をしている人と、事務で喋ってさぼっているおばさんたちが同じ給与体系です、信じられますか…?

文面だけ見ると「でも同じ会社なんだから…」という方もいると思いますが、同じ会社でも仕事内容は大幅に違うのです。

特に私の会社は技術力を売っている会社です、技術の人間を保護しないと今後大変なことになると思います。

技術なんかは年数によってある程度ついていくものですが、やはり若い人でも何もせずに上に行った管理職なんかより優秀な人はいると思います。

年功序列を重視する企業は必ず何年か以内に痛い目を見ることになるのではないでしょうか。

採用を増やすなら、もっと若い人間の考え方を知ったほうが良い

今年はどこの企業も利益が良いみたいで、私の会社も多分に漏れません。

なので採用を増やすみたいなのですが、採用を増やしたところで企業体質が変わらなければ何の意味もないと思います。

少なくと私の会社であれば、たくさん雇ったところで5年以内に辞めていく人間が増えるだけだと思います。

私の同期で言えば、優秀な人間は何人かいるのですが、ほとんどが奨学金によって金銭の問題を抱えています

私はそういった悩みがないのですが、実際に話を聞いていると働いても働いても奨学金の返済に消えていく、なのに昇給も望めないので絶望感がすごいです。

そういった学生の救済措置(例えば奨学金の返済を少し肩代わり、もしくは退職金の前借)を考えたりすることも重要だと感じました。

なんでもいいです、これから入ってくる新入社員が「この会社に入ってよかったな」と思えるような体制は絶対に考えるべきです。

私の会社の同期、少なくとも私がよく話す友人内でそのような会社への思いや、やりがいを感じている人間はいません。

不平等も慣れれば楽ですが、慣れるまでに辞めてしまうのが今の若い人間です。

私も不平等に慣れるくらいなら辞めてやる、という気持ちは強いので、ぜひその辺はよく考えて欲しいですね。

 

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