こんばんは?おはようございます?
先ほど「JOKER」を観てきたので、感想を書こうと思う。
先に述べておくと、映画が好きなら確実に観た方がいい。
ダークナイトが好きなら、車にひかれてたとしても観た方がいい。
さすがにそれは言い過ぎか、でも好きな人にはたまらないだろうから映画館で観るべきだと思う。
Contents
JOKERって?
バットマンシリーズが好きな方は間違いなく観ているだろうが、新しいバットマンシリーズの第二作「ダークナイト」の敵役のジョーカーの事である。
まずこのJOKERという映画に興味を持てない方は、ダークナイトを観て欲しい。
この作品は私の映画視聴史上、最強かつ最凶の作品だと思っている。
ジョーカー、本当カッコいいんですよ。
ガンダムで言うとシャア的な立場になるだろう。
悪い奴なんだけど、信念があるから見る人によっては悪い奴ではないといった感じ。
ダークナイトは上映時間がなんと2時間30分なのだが、正直それを感じない。
「あれ、もう終わり?」
と錯覚するくらいには惹きつけられます。
何といっても、その理由がジョーカーの狂気っぷり。
写真で伝わる狂気っぷり。
本当に魅力的な役だなと思う。
これを演じるのがヒース・レジャー。
イケメンでこのジョーカーで今後を期待された俳優でしたが、ダークナイトでアカデミー助演男優賞を受賞した年に急逝。
正直、ヒースレジャーでこのJOKERを観たかった…というファンの方も多いだろう。
私もその1人だ。
だが、今回JOKERを演じたホアキン・フェニックスは別のJOKERという意味では非常に良かった。
さて、作品の雰囲気についてネタバレをしない程度に感想を語る。
終始、鬱蒼と狂気
作品を通して、ずっと鬱蒼とした雰囲気が漂っている。
映画が始まってからずっと「なんだろう、この雰囲気は…」と間違いなく感じるだろう。
このえも言われぬ雰囲気のまま、突然ファニーな音楽が流れる。
これが狂気を演出していると感じた。
基本的に明るいシーンなどない。
作品全体の雰囲気は、JOKERことアーサーの心境と常に同期している。
道化師という仕事でありながら、人に嫌われ、つらい思いをする…。
この悲壮感も常に漂っている。
ゴッサムシティの混乱もあり、幸せな人間よりも不幸な人間の方が多いことが伝わる。
JOKERの役作り
おそらくホアキン・フェニックスは相当減量をしたと思う。
ハリウッド俳優は基本的に筋肉質でゴリゴリマッチョだ。
ホアキンも多分に漏れないだろう。
本作品中では背骨が浮き出るくらいガリガリだ。
元々筋肉があったこともわかるくらい、腕回りなどは筋肉が見える。
あの狂気を演出する道化師を演じるために、相当な苦労をしただろう。
そして、特筆すべきは”目”だと思う。
ホアキンの目が、JOKERという役の感情を常に語っている。
あの狂気に満ち溢れた目がなかったら、作品の良さは半減していたのではないか。
後は道化師という役柄だろうか、ダンスが上手い。笑
要所要所で道化師のダンスを踊るが、それがまた狂気を演出する。
まとめ
ネタバレをしないでレビューを書くことが難しいという事がわかった。笑
とにかく、劇場に足を運んで観て欲しい。
鬱蒼とした雰囲気、そこに狂気を演出する音楽等相まって映画1本を通して世界観がしっかりしている。
音楽の流れるタイミングも絶妙で、妙な高揚感があったり鳥肌が立ったりした。
先ほど紹介したダークナイトと同様、本作も時間を全然感じさせない作りになっている。
いきなりJOKERを見るのも良いが、やはりバットマンという世界、ゴッサムシティがどういうところかを知っておいた方がいい気がする。
何といっても、ヤバい奴が急に現れてバットマンが必要になったり、街に通じる唯一の橋を閉鎖したりしなくてはいけない場所だ。
直近で映画館で観た映画がワイルドスピードだったが、あれはひどかった。
いや、ひどくはないんだけどワイルドスピードって名前にするなよって思った。
トランスポータ Exとかにしておけよ…。
とにかく、JOKERは映画館に足を運んで、雰囲気音楽を良い環境で味わってほしい。
観終わった後は決して気分のいい映画ではない、むしろモヤモヤとしたものを残すだろう。
それと合わせて、見た事のない方は前後どちらでもいいのでダークナイトを必ず観て欲しい。
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