~以前書いた記事のあらすじ~
数学やっていると先生目指す人が多い。
こんばんは。
本日は珍しく何もない(というか肩が痛すぎて何もできないのでなくした)ので早めに更新。
間が空きましたが続きを書こうと思います。
私は大学を選んだ理由が「数学やっている人が周りにいなかった」「母親の親戚が住んでいて行ったことがある土地だった」という理由で決めたが、大学の同期はそうではなかったらしい。
どうやら理学部の数学科は教員の養成所みたいだ。
私以外のほとんどは最初から「教師になる!」と鼻息あらく生活を送っていた。
では私はどうしたかというと、周りの影響で教員免許を一緒に取ることにした。
これは周りの影響ということもあるが、それよりも自分の年齢を鑑みたときに「もし就活に失敗したり、何かあったときに保険が欲しい」と考えたことが一番大きかった。
ただ、この選択は個人的に言えばあまりよい選択とは言えなかった。
というのも、教員免許を取得するのに必要な単位が40単位くらいあるんですが、このうち36単位くらいは卒業単位とは関係ないんですよね。
なので1回生のときはほぼ毎日5限まで埋まっていました。
とりあえず教員用の講義はいいんですが、メインの数学がなかなかに厳しい。
数学に全力で挑んでも落とす可能性がある(特に微積)のに、そのリソースの一部を保険のために割く辛さがありました。
なんとかこなしたと思ったら、夏休み前くらいに介護体験が1週間くらいありました。
これもなかなかにつらい、最初の脱落者はこの辺で出始めます。
まずは養護学校、朝早く遠い上に作業も辛い。
大学に入ったばかりの人間があの現場で数日過ごすのはきついですね、私も良く頑張ったと自分を褒めたい。
私が一番きつかったのは、高校生くらいの知的障害者の男の子が暴れて男の先生の顔面を殴っているのを目にしたときですね、音もゴツゴツ鳴ってて目をそむけてしましました。
介護体験もあるのですが、こちらは比較的楽、ロッカールームみたいなところで介護職のおばさんたちと過ごす昼の時間がきついくらい。
おじいさんで数独好きな人がいたので、その人と一緒に数独やっていれば何も言われなかったので。
そんなこんなで中学の教員免許を取るために1回生のときに1つ難関があります(高校だと介護体験だけだったと記憶しています)。
このため、生半可な気持ちで始めた人はまずここで教員を諦めます。
私もどちらかといえば生半可な気持ちでスタートした勢でしたが、一度やると決めたことを途中で投げ出すのが嫌いだったのでなんとか耐えました。
先程「最初の脱落者」と言いましたが、あと2~3回脱落者が増えるタイミングがあります。
この辺の話についてはまた書くことにします。
勘の良い方は気づいているかもしれませんが、最後の難関は言わずもがな「教育実習」です。
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